(前)浜松市議会議員 山本りょうたろうの活動ブログ

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浜松の区が2つになる?!② 〜考えられるメリット・デメリット

皆さん、
メリークリスマース!

山本遼太郎です。

さて、突然ですが皆さんは
「サンタクロース」と聞いて何を連想しますか?
トナカイですか?プレゼントでしょうか。

サンタクロース
サンロース
サンク
三区
区の再編

そうですよね。
ということで今日はクリスマスなので
区の再編について書きます。

区の再編のメリット・デメリット

さて、前々から言っていますが、
区の再編のメリット・デメリットがわかりづらい。
いまだに「よくわからない」という方も多いと思います。

語弊を恐れずもの凄く簡単にいうと、
今ある7つの区を2つにすることによる

メリット
人件費が削減できる

デメリット
市民サービスが下がる

と言えます。
今回の区の再編の議論は
お金をとるかサービスをとるか
の議論とも言えます。

これならまだわかりやすいです。
しかしながら、
こんな簡単に行かないのが今回の問題。

様々な要素が複雑に絡み合っています。
まずは一般的に考えられているメリット・デメリットについて見てみます。

メリット:人件費の削減

わかりやすいところでいうと区長。
今7人いる区長が2人に減れば5人分の人件費が減らせるということ。
これを職員全体で行い長年かけて少しずつ減らしていって、
最終的には7〜10億の削減効果が見込めます。
これで削減できたお金を他のところに使えます。

この考えは重要ですよね。
限られた財源のなかで、そして今後人口が減っていくことを考慮すると
「人件費の削減」というのが必要であるということは理解できます。

デメリット:市民サービスの低下

「区役所が遠くなるのが困る」
と思っていらっしゃる方も多いと思います。

(区が減ったら色々と不便になるのではないか)

市民の方が漠然と不安になるのも無理はないでしょう。

これらの落とし穴

まず7〜10億の削減ができるということ。
この数値に関しては個人的には眉唾でみています。
行政側の読みの甘さは、議員時代にいくらもみてきました。
まして「何としても区を再編したい」行政側の試算は、
MAX値という認識が正しいと思います。

ただ、少なくとも今より経費が増えることは考えづらいです。
多かれ少なかれ、経費の削減には繋がります。
ということはその削減経費が、
生じてくるデメリットに見合うかどうか考えることが必要になります。

そこで議論になってくるのが
市民サービスという言葉。

これは本当に難しい言葉で、
そもそも市民サービスとは何かという捉え方は
人それぞれ違います。

例えば行政側は
「区役所はそのまま残し、殆どのサービスは継続する」
「だから市民サービスは低下しない」
と説明しています。
それならいいや、という方もいらっしゃるでしょう。
(※実際には受けられなくなるサービスはありますが…)

そして市長はこう説明しています。
「区の再編にメリットあってデメリット無し」

そんなものあるのか

「区の再編にはメリットあってデメリット無し」
「市民サービスは低下しない」

こんなことってあるのでしょうか。

良薬だって口に苦いですし、
人助けだって時間と労力は取られます。
ウルトラマンも長期戦には弱いです。

世の中でどれだけ「すごい」「素晴らしい」とされていることにも
弱点や裏側は存在します。
まして、市のあり方をこれだけ大きく変えようとしているのに、
デメリットがないなどありえるのでしょうか。

「デメリットがない」と言っているうちは、
行政の検証が甘いと考えます。
本気で推進していく案であればむしろ、
デメリットはこことここです、それにはこう対応します!
でもこういうメリットがあるから、ここが成長します!!


くらいの堂々とした主張ができるべきです。

なぜなら間違いなく市民サービスは低下する=デメリットとなる。

間違いなく市民サービスは低下します。
これは断言できます。

なぜなら
「人を減らすから」

行政の職員が行っているのは、どんな形であれ
全てが市民の為のサービスです。
決して目に見える職員だけが、市民サービスのために働いている訳ではありません。

窓口で手続きしてくれる人も、
道路を整備してくれる人も、
役職をもってマネジメントしてる人も
全てが市民サービスに直結します。

簡単な話です。
例えば今まで100の仕事を100人でやっていたとしましょう。
それが80人に減ったらどうなるでしょうか。

考えられるのは二つ。
①できる仕事が100から80に減る。→市民サービス低下。
②80人が頑張って100の仕事をやる→無理。それが可能なら今の体制でもできている

よって、現状のまま区を再編すると
市民サービス低下は避けられません。

その結果、
溢れた仕事の20は、地域にしわ寄せが行ったり、
市民が我慢しなければいけなくなるのです。

第三の道もある

確かに、希望の道もあります。
③100の仕事を80は人間がやり、20はほかに頼る。

私はサラリーマン時代、
人件費を減らすコンサルタントのようなことをしてました。
実際にこのやり方は可能なんです。
AIやIT技術を駆使すれば、人件費カットどころか、
むしろ市民サービスの向上もありえます。

問題は、今のシステムではそれが不可能であること。
そして行政は、区を削減してから
それらのシステムを検討しようとしていること。

・・・
順番が逆。

もし、市民サービスの低下をせずに、人件費を減らしたいのであれば、
まずはシステムづくりが先なのです。
そのシステムを作らないまま、
区の再編を行うのは普通に考えて、順番がおかしいのです。

区の再編、長い目で見ればやるべきかもしれない。でも残念ながら今ではない。

これが私の考えです。
今の7区が永遠に、恒久的に完璧な市のあり方だとは思いません。
市のあり方は時代とともに変化していくべきだと考えます。

ただ、今はその時ではありません。
なぜなら
・誰が言っているかわからないが結果ありき。メリットしか見えてない行政
・デメリットを補填するシステムがない


このことに尽きます。
もし私が人件コストを減らしにいくのであれば、

IBMなどの民間と連携して巨額の先行投資。
市役所中のあらゆるシステムをデータベース&AI化。
超スマートで超便利な「浜松モデル」として他都市に売り込み荒稼ぎ。


これくらいのことをやります。
半分冗談ですが、
こう言った視点もこれからの行政には必要ではないでしょうか。
その方がワクワクするし、浜松のためにもなるでしょう。

今の「削減!「削減!!」と一辺倒の行政のやり方に、
明るい浜松の未来を見いだせる若者はいませんよ。

さいごに

コメントで鋭いご意見をいただきました。
「じゃあ議員が頑張って検証すれば?」
「自民党が立場をはっきりとするべき」

今回はメリットデメリットについて考えを書きましたが、
次回以降のブログでどんどん紹介&回答させていただきます。

れでは、良いイブを!!!!


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山本遼太郎

静岡県浜松市の若手政治家。
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